〒701-4264
岡山県瀬戸内市
長船町土師8-7
毎年10月8日には地元の妙興寺にて「入れ歯供養祭」を行っています。
参加者は地元の患者様や地域の歯科医師、歯科技工士、材料店、およそ30人。
新聞やローカルTVの取材も受けました。
この一年間にお預かりしたものや使われなくなった義歯をまとめ、妙興寺 岡田行弘住職のご協力を得て、お経を上げて頂き、その後は責任を持って処分しています。
そもそも、日本人は古来より物を大切にする心をもっています。
これは、欧米や西洋にはみられない独自の感性です。義歯を使われた多くの患者様の中には、義歯に対して感謝の念や愛着を持つ方がおられます。
そのような方々は義歯を無碍に捨てられず、タンスや引き出し中等にしまい込んでいることがあるようです。
そのような方々に代わって我々歯科医師、歯科技工士等、義歯に係わる者達が集まって、それぞれ持ち寄った義歯に静かに手を合わせます。
このように供養祭のことをお話すると、多くの方が喜ばれ快く義歯を提供されます。
これは、義歯の最期に対する精神的な満足感のみならず、岡田真美子先生の提唱されるレアメタルの回収による資源の有効活用に役立っています。
さらに制作者にとっては、作って入れるだけでは無く、その最期まで責任を持つという製造責任を全うするという意義があります。
10月8日に18回の入れ歯供養祭を開催しました。
ホームページをご覧になり東京から送ってこられたお母様の入れ歯も一緒に供養させていただきました。
今年は雷門師匠の落語もあり多くの参加をいただきました。
ありがとうございました。
その中には石川県から送ってこられたものもありました。
住職にお経をあげていただき。みんなで供養させでいただき、処分させていただきました。もしご不要になったり、処分にお困りの入れ歯や歯科用品などがありましたらご利用ください。
全ての義歯をまとめ、妙興寺、岡田住職にお経を上げて頂きました。
今年は岡山大学歯学部の学生さんにも参加していただき、例年以上に盛大な供養際となりました。また恒例となった、赤磐市の雷門 喜助(かみなりもん きすけ)師匠の独演会も合わせて開催されました。
今年は「15回目」というちょっとした記念の年…毎年あたたかいチラシを作成してくださる吹田市の「タカオデザイン」さまより「入れ歯供養祭仕
様!クリップマグネット」のプレゼントがありました。
供養祭には前日の山陽新聞をご覧になりご来場の方もいらっしゃいました。
赤磐市の雷門 喜助(かみなりもん きすけ)師匠に今年も独演会をしていただき、感謝あり、笑いあり、で大変有意義な供養祭となりました。
今年は、供養祭ののち、赤磐市の雷門 喜助(かみなりもん きすけ)師匠に独演会をしていただきました!
最初は「笑うところをハズしたらどうしよう・・・」と 不安げだったスタッフも、 5分も経たないうちに大笑いしていました。
感謝あり、笑いあり、で大変有意義な供養祭となりました。
恒例、妙興寺ご住職岡田先生と中條先生のお話がありました。
合掌。
妙興寺(供養祭開催寺)の敷地内には、黒田官兵衛の曾祖父高政と祖父重隆と伝わる墓があります。
宇喜多興家公の墓もあるそうです。大変由緒正しきお寺です。