「詰め物が取れた」ことがあると思います。
いわゆる金属の詰めもの(保険では金銀パラジウム合金)は歯に合着されていますが、
ハノイ接着されてはいません。そのために金属の詰め物は外れやすいと言えるでしょう。
おかしな表現に思われますが、一方でコンポジット充填は歯に接着しています。
この違いは「合着」と「接着」です。「合着」とは歯に直接ついているわけではなく、いわゆるセメントを介在して勘合力で保持されている状態です。「接着」では歯の表面に細かく結合するようについています。どうでもよさそうですが、違いは見た目に現れます。
今日は金属の隙間が細かくエナメル質が破損していた歯をレジンに置き換えました。
術前と術後の写真です。
金属が白いレジンに置き換わりました。シェードA2
最近は金属の高騰、接着力の向上、審美的意識の高まり、健康意識の高まり、保険の改正などが相まって、お口の中から金属が少なくなっています。
条件によりできる場合とできない場合がありますので、担当の者にお尋ねください。 中條
口内炎その後
もう忘れていましたが、写真の通り問題ありません
原因のわからない口内炎ですが、ビタミン不足が疑われています。
何とかBBという飲み薬が有名でしょうか?
それはそうですが、あくまでも個人的見解では、痛いときは食事もままならないわけで、のんびり飲み薬はいかがなものでしょう。自分は裏技として食事の直前に表面麻酔を利用しています。これは直接触れるものの痛み「接触痛」を防ぎますので、治療でないですが、その場しのぎになります。
今回はサホライド塗布という技に出ましたが、通常は軟膏オルテクサーの継続塗布、接触痛には錠剤でアフタッチという貼る薬が一般的です。勇気ある人はレーザー照射もありますが、かなり痛いですね。
早く治してほしい方で、勇気のある人はご相談ください。 中條